お仕事ノート
【小規模事業者持続化補助金】「開発費」の詳細解説
1.はじめに
赤崎行政書士事務所と申します。府中市・福山市・尾道市・三次市・神石高原町を中心に業務を展開しております。
今回は、小規模事業者持続化補助金の公募要領の中の対象経費である「開発費」について、わかりやすく説明いたします。
2.「開発費」とは
「開発費」とは、新商品の試作品や包装パッケージの試作開発にともなう原材料、設計、デザイン、製造、改良、加工するために支払われる経費を指します。
3.対象となる経費例
・新製品・商品の試作開発用の原材料の購入
・新たな包装パッケージに係るデザイン費用
3.1.注意点
・購入する原材料等の数量はサンプルとして使用する必要最小限にとどめ、補助事業終了時には使い切ることが必要です(実際に使用したもののみが補助対象です)。
・原材料費を補助対象経費として計上する場合は、受払簿(任意様式)を作成し、その受け払いを明確にしておく必要があります。
4.対象とならない経費例
・文房具等
・開発・試作した商品をそのまま販売する場合の開発費用
・試作開発用目的の購入で使い切らなかった材料分
・デザインの改良等をしない既存の包装パッケージの印刷・購入
・(包装パッケージの開発が完了し)実際に販売する商品・製品を包装するために印刷・購入するパッケージ分
5.最後に
以上が、「開発費」に関する詳しい説明となります。この補助金を適切に活用することで、事業のさらなる発展を目指していきましょう!
もし、詳しい手続きや対象経費についての相談があれば、お気軽に当事務所までご連絡ください。
タグ:小規模事業者持続化補助金 持続化補助金 開発費 補助金