お仕事ノート
会社の車が5台になったのですが、届出をしないといけないのでしょうか?
こんにちは。広島県府中市・福山市を中心に活動しております赤崎行政書士事務所です。
今回は、多くの企業様からご相談いただく「安全運転管理者制度」について、最新情報をもとに解説いたします。
会社の車が増えた際に必要な届出義務や手続き方法について具体的にまとめておりますので、事業所での交通安全管理にお役立てください。
また、以前にも同じテーマで記事を掲載しましたが、今回は最新情報を反映した内容で新しくご案内いたします。
安全運転管理者制度とは?
「安全運転管理者」は、一定台数以上の自動車を使用する事業所で、安全な運転を管理する役割として道路交通法に基づき定められています。会社の車両が増えた場合、必要に応じて選任し、届出を行う義務があります。この制度の目的は、事業所全体での交通事故防止です。
適用されるケース
・自動車5台以上を保有している場合
・乗車定員が11人以上の車両がある場合
主に該当しやすい業種について
たとえば、業務で複数台の車両を利用する運送業や学童サービス業などでは、この制度の対象となる場合が多いようです。安全運転管理者制度の必要性が不明な場合には、ぜひ専門家にご相談ください。
手続きを怠るとどうなるの?
届出を怠った場合、以下の罰則が科される可能性があります。
違反内容 | 罰則 |
安全運転管理者を選任しなかった場合 | 5万円以下の罰金 |
選任したが届出を行わなかった場合 | 2万円以下の罰金 |
届出を忘れずに行い、適正な管理体制を維持することが重要です。
手続きの流れと書類の準備について
手続きには各種の必要書類や準備が求められ、書類の作成や提出方法について慣れていない方には手間取る場合もあります。当事務所ではこのような手続きを代行し、確実にサポートいたします。
必要書類
・安全運転管理者等に関する届出書
・選任者の運転免許証の写し
・その他、管轄警察署が求める書類
注:この記事の内容は執筆時点(2024年11月14日)の情報に基づいています。制度が変更される場合もありますので、最新情報については管轄警察署にご確認ください。
当事務所のサポート料金について
当事務所では、安全運転管理者制度の届出代行サポートを提供しております。以下に、この記事執筆時点での料金を掲載いたします。
サービス内容 | 料金(税込) |
安全運転管理者制度 届出書類作成 | 16,500円 |
書類作成+警察署への提出代行 | 22,000円 |
詳細な料金については、当事務所の料金表ページもご参照ください。
その他の関連手続きも確認しましょう
安全運転管理者の届出が必要な事業所では、その他にも事業内容に応じた許認可が必要な場合があります。関連する手続きについてもご参考ください。
運送業許可に関する記事はこちら(追加予定)
建設業許可に関する記事はこちら(追加予定)
作成:2024-11-14 10:38